早期退職おじさんの日常

早期退職制度を利用して57歳で会社を辞めました。

旅行18日目 220km歩ききった

有給休暇の消化旅18日目。

広島の西端から、13日間 220km歩いて下関に到着した。

「ついに! ついに! 下関に着いたぞーーーっ!!!」という感激はそんなになく「ああ、無事に辿り着いた」という安堵のほうが大きかった。

ここをゴール地点にした

ともかくやり遂げた感を盛り上げるために、今日だけは夕食をケチらないことに決めていた。

下関といえばふく。予算のことさえ考えなければ、自分の食べたいものを好きなだけ食べられるひとり旅は最高だ。

人生最初でおそらく最後の、下関で食べるふく刺し

食べることだけではない、今回の歩きにしても、自分のペースで気ままに休憩したり寄り道したり休息日にしたり、とにかく自分のことだけ考えればいいひとり旅。

グルーブやツアーではこうはいかない。

ぼっちジャーニーがずいぶん認められる世の中になってきたのはいい傾向だと思う。もっともっと一般化すればいいのに、とも思う。

未だに「おひとりさまお断り」という老舗旅館やホテルは多いが、コロナ禍を乗り切るためにも、旅行業界は多種多様な旅のしかたを受け入れるべきだよなーと思ったりしている。

ついでに人道トンネルで九州まで歩いて行ってきました

【今日の会計】 16,599円

  • 食費 4,239円
  • 洗濯 300円
  • 電車代 240円
  • 宿泊費 9,000円
  • お賽銭 20円
  • 土産 2,800円

 

ちなみに今日は給料日だったので、22万円が振り込まれていた。全く仕事をしていなくても、本人はすっかり辞めた気分でも、有給休暇だから給料が手に入る。

サラリーマンとは守られた世界に生きる人間である。と同時に、僕はまだ会社の一員であることを久しぶりに思い出した。