旅行18日目 220km歩ききった
有給休暇の消化旅18日目。
広島の西端から、13日間 220km歩いて下関に到着した。
「ついに! ついに! 下関に着いたぞーーーっ!!!」という感激はそんなになく「ああ、無事に辿り着いた」という安堵のほうが大きかった。
ともかくやり遂げた感を盛り上げるために、今日だけは夕食をケチらないことに決めていた。
下関といえばふく。予算のことさえ考えなければ、自分の食べたいものを好きなだけ食べられるひとり旅は最高だ。
食べることだけではない、今回の歩きにしても、自分のペースで気ままに休憩したり寄り道したり休息日にしたり、とにかく自分のことだけ考えればいいひとり旅。
グルーブやツアーではこうはいかない。
ぼっちジャーニーがずいぶん認められる世の中になってきたのはいい傾向だと思う。もっともっと一般化すればいいのに、とも思う。
未だに「おひとりさまお断り」という老舗旅館やホテルは多いが、コロナ禍を乗り切るためにも、旅行業界は多種多様な旅のしかたを受け入れるべきだよなーと思ったりしている。
【今日の会計】 16,599円
- 食費 4,239円
- 洗濯 300円
- 電車代 240円
- 宿泊費 9,000円
- お賽銭 20円
- 土産 2,800円
ちなみに今日は給料日だったので、22万円が振り込まれていた。全く仕事をしていなくても、本人はすっかり辞めた気分でも、有給休暇だから給料が手に入る。
サラリーマンとは守られた世界に生きる人間である。と同時に、僕はまだ会社の一員であることを久しぶりに思い出した。