早期退職おじさんの日常

早期退職制度を利用して57歳で会社を辞めました。

簿記の資格を取りたい

退職前からうすらぼんやりと考えていたことがある。次に仕事をするまでには、これまで経験したことのない分野で何かしら資格を取っておきたいなと。

資格の話をする前に、まず箇条書きで僕の社会人としての特徴をまとめよう。

  • ずーっと技術畑にいた
  • デスクワークは苦にならない
  • 体力勝負の仕事は自信がない
  • それなりの接客対応はできるが一般客を相手にするのは苦手だ
  • 57歳だから正社員としての一般企業への再就職は諦めている

こんな感じ。僕のやってきたことと向き不向きがなんとなく分かってもらえるだろうか。

今後仕事を再開するにあたってひとつ考えているのは、個人事業主として仕事を請け負うことだ。技術的な技能が必要な会社から、外注で仕事ができないかと考えている。

そうなったとして、自分一人で切り盛りするために欠けているのは何かと考えると、お金の動きを把握したり管理したりすることだ。

そこで日商簿記3級を少なくとも取得しておこうと思った。これなら個人事業主として以外でもそれなりの活用ができる。汎用性のある素晴らしい資格じゃないか。

よーしおじさん張り切って資格ゲットしちゃうぞーと、さっそく簿記について検索したりYouTubeを見たりしてみた。

ところが、これが意外とヤバい。たくさんの人が持ってる資格だから、ちょっと問題集を解いて勉強すれば取得できるイメージだったのに、全然そんなもんじゃなかった。

簿記って専門用語と独特のルールのオンパレードじゃん。こんなの僕が独学で取れる資格じゃない。これでは勉強を始める前に挫折してしまう。

これはそれなりのところに通って、先生に教えてもらいながら力をつけるのがいちばんの近道だな、と考えたが、教室に通うにしても、高額な月謝を払うのはためらうところだ。

そういえば公共職業安定所が案内している職業訓練は、失業者に対していろんな講座を無料で開いている。つまり、資格が取れるほどの実力をタダで身につけられる。これにすがるのがいいかもしれない。

来月になって本物の無職になったらハローワークへ行くので、簿記の資格が取れる職業訓練があるか聞いてみることにしよう。