日商簿記3級を受験することにした
職業訓練施設で簿記の勉強を始めて1ヶ月が経過した。
当初は30年ぶりの学生生活に浮かれていたものの、ミッチリな授業内容に疲弊して今ではギブアップ寸前だ。
そして、20人いた生徒のうち1人は就職が決まって退所し、1人は授業について行けず辞めてしまった。
毎日の復習を欠かさず、あとは時間を見つけて問題集をコツコツと解いているのだが、これもちょっと手を抜くと途端に忘れてしまう。
ちょうど昨日で簿記の授業が終わり明日は休日になったので、2日間で勉強にラストスパートをかけ、日曜日に簿記3級を受験することにした。
日商簿記は従来より年に3回(2・6・11月)のペーパー方式試験が開催されている。
そして2021年12月からは、ペーパー試験に加え、随時試験実施可能な「ネット試験方式」が始まった。これはコロナ禍により会場確保が困難になったことから始まった試験方式だそうだ。
11月までペーパー試験を待っていたら、僕の場合全てがリセットされてしまうだろう。なので何の迷いもなくネット方式での受験を選択することにした。
ネットでオンラインだからといって、自宅で受験できるわけではない。全国に120以上ある試験会場から、ここで受けようという場所を自分で決めて申し込むのだ。
僕の住む地域では近隣に受験会場がなかったので、電車で40分ほどの隣県の街まで繰り出して受験することにした。
今は毎日、仕訳と精算表、貸借対照表に損益計算書、と、毎日吐きそうになりながら問題集を解いているが、模擬試験で合格ラインに達したのはまだ1回だけ。(合格ラインは100点満点中70点。)
そういえば先日YouTubeを見ていたら、金髪のふわふわ現役女子大生が「自力で勉強して2週間で3級取れました〜」と言っていた。ぐぬぬ。煽られてる。
クラスの中では、同時期に受験を決めた人はまだ4人だ。
僕の他には、おじさん仲間の元銀行員と元塾講師、あと1人は30歳のシングルマザーである。
子育てなどで自分のために使える時間が限られる若いお母さん生徒は、まだ勉強時間が足りないからと受験を見合わせている人が多い。そんな中で受験を決めたシングルマザーは、子供を寝かしつけたあと、毎日夜中の2時まで勉強していたらしい。すごい。
こんなお年寄りでも3級が取れるんだとみんなに自信を持ってもらうためにも、残り2日間の勉強でなんとか心のハードルを下げようと悪あがきしてみる。
日曜日に僕のブログの更新がなかったら「あっ、ダメだったんだ…」とそっとしといてください。